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1.アパミクロンとは

 アパミクロン(APシリーズ)とはハイドロキシアパタイト「化学式Ca10(PO4)6(OH)2」の前駆体である非晶質リン酸カルシウム「化学式Ca3(PO4)2・nH20(n=1〜2)」を主成分とする白色微粒子です。粒子は40nm×100〜300nmの長粒で、これらを平均粒子径5〜数百μmの多孔質球形に造粒してあります。
特徴
(1)非晶質である。
(2)多孔質球状粒子である。
(3)蛋白、脂肪酸、重金属などの吸着性能がある。

2.アパミクロンのウィルス吸着

 非晶質のリン酸カルシウムであるアパミクロンAPシリーズは、結晶性ハイドロキシアパタイトと比較して、比表面積が大きいのとあいまって、ウィルスの吸着性能が優れています。 右はアパミクロンのSEM像の一例です。上はアパミクロン造粒体、下はその表面を拡大したものです。非常に細かい長粒状の粒子が重なり合って空間が多い多孔体を構成しており、吸着には有利であることが分かります。

アパミクロンのSEM像例

アパミクロン表面のSEM像例


アデノウィルスの吸着性能 アデノウィルス 5型

アデノウィルス
夏風邪や夏場に流行するプール熱や流行性結膜炎などの原因になります。 DNA型の下等ウィルスで75nm程度の大きさです。宿主とする標的が呼吸器上皮細胞であるため、風邪などの呼吸器系障害を起こします。

単純ヘルペスウィルスの吸着性能 単純ヘルペスウィルス 1型

単純ヘルペス
「風邪の華」とか「熱の華」と呼ばれ、口唇型と性器型の2種類があります。口唇型は乳幼児期に感染し、大部分は不顕性に終わる。

ポリオウィルスの吸着性能 ポリオウィルス 2型

ポリオウィルス
「小児マヒ」とも呼ばれ、東南アジア、中国、インドでは未だに流行がありますが、日本では30年ほど前から自然感染はありません。20面体のカプシドという殻の中にRNAが入った構造をしている。
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